コスワース

コスワース

エンジンサプライヤー

1958年、英国人エンジニア、マイク・コステインとキース・ダックワースが創設したエンジン・メーカー。コステイン、ダックワースのふたりの名前からコスワース・エンジニアリング。フォード社の援助により1966年に登場した3000CC、V8気筒のDFVはロータス49に搭載され、ジム・クラークのドライブによりデビュー戦で優勝、という快挙を果たす。翌年から市販エンジンとなり、絶対的出力ではフェラーリホンダなどに一歩譲るが、コンパクトで信頼性の高いところから多くのチームで採用される。'70年代後半にはフェラーリの水平対向12気筒エンジンの登場でその命脈も絶たれたかに見えたが、コーリン・チャップマンが開発したヴェンチュリー・カーの理論に幅の狭いV8エンジンはベストマッチだったため、さらにその活躍が続くことになった。DFVの通算成績は155勝、12回のワールド・チャンピオンを獲得している。ラリー用にデチューンされたDFZ、ショートストロークのDFY(開発者は、現イルモアのマリオ・イリエンだった)などのバリエーションも多数。現在もフォードと密接に関係しながらレース活動を継続している。

ところが2004年にフォードがF1から完全に撤退することになり、コスワースは存続の危機を迎えた。その後、アメリカのカルコーベンとフォーサイスの資本により活動を継続することになり、2005年はレッドブルミナルディエンジンを供給している。

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