マーチ

マーチ

コンストラクター

本拠地:イギリス

1970年にF1に参入したコンストラクター。設立者四人のイニシャルを合せてチーム名を「MARCH」とした。そのうちのMにあたるのは、現FIA会長(2004年現在)であるマックス・モズレーである。

最盛期の七十年代には一グランプリに七台ものマシンを走らせるなど、コンストラクターとしては大規模なものだった。この時期に四勝を挙げているが、いつしか戦闘力を失い77年をもって一時撤退。下位カテゴリの活動に専念する。

1987年、F1に復帰。日本のアパレルメーカー「レイトンハウス」をスポンサーとする。当初はF2用シャシーで戦ったが、1988年からは「空力の鬼才」エイドリアン・ニューウィの手による先鋭的なマシンで時折鋭い速さを見せた。圧巻は88年日本GP、その年16戦15勝を挙げたマクラーレンホンダを駆るプロストを非力なマーチジャッドのカペリがホームストレートで抜き去ったシーンだろう。

1990年、スポンサーのレイトンハウスに買収されてチーム名も変ったが、91年末のレイトンハウスの経営破綻とオーナーの不正融資事件による逮捕のためにチームは手放され、92年に再びマーチとして参戦。しかし活動基盤を失ったチームにはニューウィ離脱後の凡庸なシャシーしか残されておらず、資金難を解決することもできずにこの年をもってマーチは消滅した。

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