思いついたときに更新するF1日記

人気blogランキング

F1ポイント
ぐーたら日記

がらくた小屋
掲示板
音楽のページ
競馬データベース
漫画のページ


2004 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2005 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2006 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 07 | 08 | 09 | 10 | 12 |
2007 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 12 |
2008 | 03 | 05 | 06 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2009 | 01 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 |
2010 | 03 | 04 | 06 | 07 | 08 |
2011 | 06 |
2012 | 01 | 03 | 06 | 09 |
2013 | 07 |
2014 | 02 |

2011-06-14-Tue小林可夢偉は凄いんだけれども・・・

f:id:skoba:20110614193003j:image:right

カナダGP地上波にて

 可夢偉が通算の獲得ポイント、入賞率共に歴代日本人ドライバー中トップ云々という比較をしていた。まるっきり嘘というわけではないが、基準となるポイントの価値が(特に可夢偉がレギュラードライバーとなった2010年以降に)下落していることを意図的に無視している。

 なので、日本人初のレギュラードライバーである中嶋悟が参戦していた時代のポイントシステム*1を元に、日本人ドライバーの獲得ポイントと入賞率を比較してみると、フジテレビ地上波いうところの通算ポイントでは佐藤琢磨が、入賞率では中嶋悟が日本人トップとなった。この2人の偉大さを改めて思い知らされた。

小林可夢偉 通算4p 入賞率0.1071(3/28)

  • 2009
    • 1p(6位)
    • 入賞率0.5(1/2)
  • 2010
    • 1p(6位)
    • 入賞率0.0526(1/19)
  • 2011(7戦終了時点)
    • 2p(5位)
    • 入賞率0.1428(1/7)

中嶋悟 通算16p 入賞率0.1258(10/80)

  • 1987
    • 7p(4位、5位、6位×2)
    • 入賞率0.25(4/16)
  • 1988
    • 1p(6位)
    • 入賞率0.0625(1/16)
  • 1989
    • 3p(4位)
    • 入賞率0.0625(1/16)
  • 1990
    • 3p(6位×3)
    • 0.1875(3/16)
  • 1991
    • 2p(5位)
    • 入賞率0.0625(1/16)

鈴木亜久里 通算8p 入賞率0.0568(5/88)

  • 1988
    • 0p
    • 入賞率0(0/1)
  • 1989
    • 0p
    • 入賞率0(0/16)
  • 1990
    • 6p(3位、6位×2)
    • 入賞率0.1875(3/16)
  • 1991
    • 1p(6位)
    • 入賞率0.0625(1/16)
  • 1992
    • 0p
    • 入賞率0(0/16)
  • 1993
    • 0p
    • 入賞率0(0/16)
  • 1994
    • 0p
    • 入賞率0(0/1)
  • 1995
    • 1p(6位)
    • 入賞率0.1666(1/6)

片山右京 通算5p 入賞率0.0309(3/97)

  • 1992
    • 0p
    • 入賞率0(0/16)
  • 1993
    • 0p
    • 入賞率0(0/16)
  • 1994
    • 5p(5位×2、6位)
    • 入賞率0.1875(3/16)
  • 1995
    • 0p
    • 入賞率0(0/16)
  • 1996
    • 0p
    • 入賞率0(0/16)
  • 1997
    • 0p
    • 入賞率0(0/17)

井上隆智穂

  • 1994
    • 0p
    • 入賞率0(0/1)
  • 1995
    • 0p
    • 入賞率0(0/17)

中野信治 通算2p 入賞率0.0606(2/33)

  • 1997
    • 2p(6位×2)
    • 入賞率0.1176(2/17)
  • 1998
    • 0p
    • 入賞率0(0/16)

高木虎之介

  • 1998
    • 0p
    • 入賞率0(0/16)
  • 1999
    • 0p
    • 入賞率0(0/16)

佐藤琢磨 通算21p 入賞率0.1195(11/92)

  • 2002
    • 2p(5位)
    • 入賞率0.0588(1/17)
  • 2003
    • 1p(6位)
    • 入賞率1(1/1)
  • 2004
    • 17p(3位、4位×2、5位×2、6位×3)
    • 入賞率0.4444(8/18)
  • 2005
    • 0p
    • 入賞率0(0/16)
  • 2006
    • 0p
    • 入賞率0(0/18)
  • 2007
    • 1p(6位)
    • 入賞率0.0588(1/18)
  • 2008
    • 0p
    • 入賞率0(0/4)

中嶋一貴 通算1p 入賞率0.0277(1/36)

  • 2007
    • 0p
    • 入賞率0(0/1)
  • 2008
    • 1p(6位)
    • 入賞率0.0555(1/18)
  • 2009
    • 0p
    • 入賞率0(0/17)

*1:要は2002年以前

2010-08-30-MonESPN F1 は見ごたえがあるサイト

http://ja.espnf1.com/

携帯で見やすいサイトを検索していたら発見。特集記事も面白い。

MSファンとして触れて置かなければならない記事

トップ10:シューマッハ事件簿

http://ja.espnf1.com/f1/motorsport/story/26139.html

 トップ10に含まれていない事件は枚挙に暇がないということで(苦笑)

 【1994年シルバーストーン】 【1994年アデレード】 【1995年スパ・フランコルシャン】 については、その時期F1をあまり観ていなかったので改めて調べてみる必要がある。当時のベネトンはブリアトーレやトム・ウォーキンショーも関わっていたはずなので、黒旗無視などの違反行為がMSの一存であったかどうかは疑わしい気もする。

それ以外の件に関しては、MSの資質と、(トップドライバーにしては)瞬時の判断力の低さによるもの、と言わざるを得ない。さすがに、先日のF1GPNEWSの大林さんのようにMSの行為を全肯定する気にはなれない。

2010-08-16-Monおや?

時代が若干かぶってるのに違うこと言ってる人がいたね

ベルガー 「シューマッハの戦術は、かつては当たり前だった」

http://blog.livedoor.jp/markzu/archives/51683374.html

ゲルハルト・ベルガー(50歳)は、ミハエル・シューマッハのハンガリーでの防御的なドライビングを懐かしいと述べた。

1980年代と1990年代、フェラーリマクラーレンなどトップチームに在籍し、グランプリ出走200戦以上、優勝10回のベルガーは、ハンガロリンクのピットウォール沿いにミハエル・シューマッハがルーベンス・バリチェロに対してとった戦術は、かつては当たり前だったと述べた。

かつて偉大なアイルトン・セナのチームメイトだったベルガーは「我々はもっと激しく、もっと容赦なく走ったものだ」と語った。

「1周に3回、お互いを壁に押しやっても不満ひとつ言わなかった。それもレースの一部だった」

ベルガーはオーストリアの "Tiroler Tageszeitung" 紙に「バリチェロに対するミハエルの行為など何とも思わなかっただろう」と述べた。

 ラウダとは時代が違うとしても、ベルガーと共に走っていた人で、ベルガーとは真逆の意見を述べた人がいる。

 トップレベルで争っていたか否か、ということか。


 そして今のMSは、トップレベルで走れていないのにトップレベル顔負けの(しかも現在のトップドライバーは行っていない)攻防をしているため、悪目立ちしている。

2010-08-04-Wedあまり記憶にない

 MSがこれほどあっさりと前言を翻したのは。

 明らかに嘘をついていた1997年ヘレス*1と2002年オーストリア*2はともかく、主張を曲げることが殆ど無いMS。その彼が、しかも翌日に発言を訂正し謝罪に至ったのだから驚いたと言わざるを得ない。

ハンガリーGP後、幅寄せについてのコメント

http://f1-gate.com/barrichello/f1_8657.html

バリチェロ

「僕はたくさんの経験をしてきているし、いつもはそのようなクレイジーな奴とは離れるけど、今日は違った。完全にね」

「僕がこれまでした最も美しい操縦のひとつだったと思うし、彼の最も恐ろしい動きのひとつだったね」

「3年間辞めて、そのあと戻ってきたけど、僕たちはそのようなことは必要としていないよ」

「僕が言っているのは、それは必要のないことだったということさ。セーフティカーが出たのは助けにはならなかったけど、素晴らしいレースだった。満足しているよ」

http://blog.livedoor.jp/markzu/archives/51679723.html

MS

「ルーベンス(・バリチェロ)のオーバーテイクに関しては、僕はかなり早くからインサイドに向かって動いて、ラインを簡単に譲るつもりはないことを示していた。そして僕らが接触することなく、彼が僕を抜く十分な余地はあった。かなり激しいバトルだったが、僕らはそのためにレースをしている。しかしFIAのスチュワードが激しすぎたと判断したことを受け入れる。」

http://f1-gate.com/schumacher/f1_8680.html

MS

「昨日のレース直後、僕はまだ戦闘モードだった。でも、その後、再度ルーベンスとの一件を観た。スチュワードの裁定は正しかったと言わなければならない。彼に対しての動きは厳しすぎた」

「彼が追い抜くのを難しくしたかった。僕は彼に抜かせたくないとはっきっり示したけど、・・・彼を危険にさらそうとしたわけではなかった。彼がそう感じていたらな申し訳なく思っている。そのような意図はなかった」

http://f1-gate.com/tororosso/f1_8658.html

ブエミ

「スタートは素晴らしくはなかったけど、そんなに悪くもなかった。1コーナーへの途中で、ミハエル(シューマッハ)が僕を左側に押し出した。ブレーキを踏むか、トラックの外に行くしかなかった。彼の振る舞いは、あまりフェアだとは思わない」

 ブエミのコメントに代表されるように、復帰後のMSは相手を選んでラフプレーをしている。具体的には「下位チーム」「格下(だとMSが思っている)ドライバー」相手*3の場合、接触も辞さない攻め方をする。そして接触のプロ(笑)だけあって、接触した場合も自身のダメージを最小限に留める術を心得ている。仕掛けられた側も、相手が7度のワールドチャンピオンであるという気後れも手伝ってか、引かざるを得ない。

 対照的に、トップドライバーとのバトルでは、強引すぎる攻め方は影を潜める。やるとしても、相手の力量を完全に見極めた上でのバトルであり、両者共に上手いので多少厳しくても事故にはならない。

 そして今回のバリチェロである。今のウィリアムズは上位でも下位でもない中堅どころ。そして6年間に渡って自分のセカンドドライバーを務めたバリチェロを格上だとは思わないだろう。一方、長年のチームメイトだけに実力の程は知り尽くしている。

 これらを踏まえた上で考えると「威圧しておけばバリチェロなら引くだろう」「万一引かなくてもバリチェロの腕なら事故らないだろう」という、ある意味バリチェロを信頼したが故の行動だったのではなかろうか。まあそんなMSにとって都合のいい理屈はバリチェロの知った事ではない。積年の恨み(笑)もあることだし。

早々に発言を撤回した背景?

http://blog.livedoor.jp/markzu/archives/51680098.html

英国のタブロイド紙「再び引退するべき」

デイリー・テレグラフ紙

「(MSの)傲慢さはもはやF1では容認されない」

La Gazzetta dello Spor

「シューマッハは10位を守るために行き過ぎた」

「傲慢なシューマッハは全く後悔を見せていないが、それはいつものことである。これは彼のせいではない」

「休暇を始める人にちょっとしたアドバイスを。誰かがあなたを追い越そうとしたら、ハンガリーでの元チャンピオンの行為と正反対のことをしてください」

La RepubblicaとCorriere dello Sport

「狂気」

Il Secolo XIX

「終焉」

Tuttosport

「危険」

「バリチェロは壁への衝突と入院を危うく回避した」

Corriere della Sera

「シューマッハはこれまでと同じく悪役である」

Marca

「シューマッハのF1復帰は、F1史上最も暗い章のひとつである」

http://blog.livedoor.jp/markzu/archives/51680243.html

ワーウィック(ハンガリーGPスチュワード)

「(シューマッハに黒旗を振ったほうが)若手ドライバーに対するよい見せしめになっただろう」

「ビデオの証拠を見終わったときには時間がなくなっていたので、遡及的なペナルティになった」

「次のグランプリ、あるいは2回のグランプリについて彼を出場停止にすることもできた」

「しかし、グリッド10番降格ペナルティはスパでは大きな不利になると感じた。できれば彼がこの件から学び、新しいスチュワードはあのようなドライビングを認めないことを覚えておいてほしい」

デイヴィッド・クルサード

「シューマッハは勝ち組だったのであの有名な「傲慢さ」で罰を逃れることに慣れていたと思う」

「今の彼はいつも若いチームメイトに負けているが、彼らしさがなくなることはないだろう」

「彼が謝罪するまで、即座に引退するべきだという声が高まっていた。そして今、彼が謝罪しても何の違いもないのではないかと思う」

http://f1.as-web.jp/news/info.php?c_id=1&no=28486

マーティン・ブランドル

「シューマッハーはよくないね」

「あれは寄りすぎだし、ドアを閉めるのも遅すぎた。自分がウォールの方に寄りたかったのなら、ミハエルはウォールの横に(マシンを)ぴったりつけるべきだった。ルーベンスの前でマシンを揺らして、彼が並びかけるのを許すようなことはすべきじゃない。完全に限度を超えている」

デイビッド・クルサード

「ミハエルが防御の行動をとったのは遅すぎる。防御した時には、もうタイミングを逸していたんだ」

「他のマシンに並びかけられたら、諦めるしかない。ルーベンスにインに入られたくなかったのなら、もっと早く動くべきだったんだ。ミハエルは素晴らしいドライバーなのに、諦めるということを知らない」

 アレックス・ブルツは

「一歩間違えれば死傷事故になっていたのに、シューマッハーはわざとああいうアクションをとったのだ」

「彼は7度ワールドチャンピオンとなったドライバーであり、自分の行動をわきまえているはずだ。あれは絶対にわざとやったのだ」

「あそこで接触が起こっていたら、人の命にかかわる事故になっていたかもしれない。彼はおよそ200メートルにわたってミラーを見ていた。だからルーベンスがどこにいるのか見えなかったのだとしたら、ミラーに不具合があってマシンが違法なのか、あるいは彼自身が医者に診てもらうべきだろう。そうだとしたらFIAのスーパーライセンスは与えるべきではないということになるね」

http://www.topnews.jp/2010/08/02/news/f1/drivers/michael-schumacher/20906.html

ラウダ

「ああいった形でほかのドライバーを危険にさらすことは、完全に不必要なことだ」

「なぜ彼があんなことをしたのか理解できない」

 各国マスコミや元F1ドライバーからの批判に加え、ハンガリーGPスチュワードによる更なる処分の示唆など、わずか1日で袋叩きにあったMS。そしてMSよりもメルセデスの方が先に腰が引けてしまい、ブランドイメージ低下を恐れてMSに謝罪するよう「アドバイス」した、といった感じか?

*1:1997年の年間成績から除外という有罪確定以後は後悔のコメントを発している

*2:「ゴール寸前にチームオーダーの件を知らされた」という発言は「残り数周の時点で既に連絡済み」というロス・ブラウンの暴露によって否定された

*3:マッサですらここに含まれる

2010-07-12-MonNo.2がいてもいなくても問題は生まれる

 チームがドライバー2人を完全に平等に扱って(いるつもりであって)も、チームメイトの方が優遇されているのではないかと疑いをもち始め、次第にドライバーの中は険悪なものとなるものらしい。プロストとセナ、プロストとマンセル、JPMとRS、JPMとライコネン、アロンソとハミルトン、そしてベッテルとウェーバー。タイトル争いが佳境になればバトンとハミルトンも仲間入りするだろうか。

 MSが強いたような「チーム内における絶対的な序列」を推奨するわけではないが(苦笑)2007年のマクラーレンのように全てを失う前に、優先順位を決めてしまうのもひとつの手だとは思う。観ている側としては面白くないけど。

 まあ未来のあるベッテルと違って、千載一遇の好機を得たウェーバー。チームが何か指示したとしても、唯々諾々と従わないのはイスタンブールとシルバーストーンではっきりしたわけだが。

(今更だが)レッドブルはベッテルを優遇している?

予選後、ホーナーの言い訳

http://blog.livedoor.jp/markzu/archives/51673000.html

「残念ながら我々は、特徴がわずかに異なる特定の試用のフロント・ウィングがひとつしなかいという状況に陥った。両ドライバーはこれを昨日試しており、一方のウィングが他方よりも好まれた。そして今朝もふたりがそのウィングを試した」

「不運にも、わたしは難しい決断を下さなければならないことがある。ウィングがひとつしかない場合、我々が基準として使ったチャンピオンシップ順位に基づいて、今日はセバスチャンにウィングを渡すことになった」

「我々はそのようなシナリオを使う予定はない。一方のドライバーを優遇するのなら、そのドライバーにスペアのウィングも与えるだろう。しかし、我々はひとりのドライバーにふたつとも与えることはしなかった」

「我々は、できるだけ公平な方法で両ドライバーをサポートしていく。しかし場合によっては、難しい決断を下さなければならないこともある。今日はその一例だった」

「そうは思わない。我々の仕事は、チームとして最善の仕事をすることだ。ときには難しい決断を下さなくてはならない。今回は部品がひとつしかないという初めての状況だった。こういうことはピットレーンのどこでも起きていると思う」

「もちろん、ふたりのドライバーが先頭を走っているので、さらに思い入れが加わるだろう。しかし感情を排除して事実を見れば、完全に論理的なことだった」

「彼は裏切られたとは感じていないと思う。部品がふたつないという難しい状況だ。マークに与えれば、逆の状況になっていた」

「マークは、チームとして我々がどう動くか知っている。彼はこの決定の背後に悪意がないことを知っている。ごまかしはなかった。部品がひとつしなかったので、チームとしての観点からこうなっただけだ。いずれ難しい決断を下さなくてはならない」

決勝終了後、スロー走行中ウェーバーの無線

http://blog.livedoor.jp/markzu/archives/51673294.html

「ナンバー2ドライバーにしては悪くなかった」

 「一方のドライバーを優遇するのなら、そのドライバーにスペアのウィングも与えるだろう。しかし、我々はひとりのドライバーにふたつとも与えることはしなかった。」というホーナーのコメントは空々しく聞こえる。結果として、新型ウイングを2つとも与えられたのはベッテルだ。新型ウイングを失ったのはベッテルの責任ではないが、ウェーバーが新型ウイングを譲るいわれはない。そうしたウェーバーの意志がスタートの幅寄せとして表現され、ベッテルは大量のポイントを失う結果となった。

 昨年ブラウンGPでもバリチェロが被害妄想に陥りチームと隙が生じた。しかしバリチェロはプレス向けに不満を漏らすだけでレース結果に影響を及ぼすようなことはなかった。また序盤のリードが圧倒的だったため大事に至らなかったというのもあるだろう。それに比べると今年はポイントシステム改変という要因も加わって近年稀に見る接戦で、強力なライバルもいる。ウェーバーとベッテルの関係が冷え切っているのは最早明らかだが、タイトル獲得のためにはチームがドライバーをコントロールすることが不可欠。

 以前CSで小倉氏(だったか?)が「ロン・デニスにできなかったことがクリスチャン・ホーナーにできるだろうか」といった趣旨のコメントをしていた。全くもってその通り。

2010-06-28-Mon10秒ストップかグリッド降格が適当?

すっきりしない裁定

http://blog.livedoor.jp/markzu/archives/51668841.html

アロンソ「このレースは2位でフィニッシュするはずだった。するとセイフティ・カーが出動して、僕が9位ならハミルトンは8位のはずだった。しかしルールを尊重するという普通のことをしたら9位、尊重しないドライバーが2位でフィニッシュするんだ」

http://blog.livedoor.jp/markzu/archives/51668812.html

FIA、9人のドライバーに5秒加算ペナルティ

上記9名*1に5秒加算ペナルティ、またグロックは青旗無視の行為で20秒加算ペナルティを受け、最終確定順位が決まった。これによりロズベルグが12位から 10位、アロンソが9位から8位に順位を上げ、デ・ラ・ロサは10位から12位になり、今季初のポイント獲得を逃した。

 そもそも「ハミルトンによるSC追い抜きをドライブスルーペナルティ程度で済ませてしまった」ことに原因がある。SC追い抜きの重大さに比べれば、最低速度違反は軽いと言わざるを得ず、ハミルトンと同等のドライブスルーペナルティでは重すぎる。

 残り十数周の段階で審議の表示がなされていたが、裁定を下すのに時間がかかったわけではなく、ドライブスルーよりも軽く、かつレース中に加えることができる適当なペナルティを見いだせなかっただけなのだろう。

 結果としてハミルトンはベッテルとのギャップを広げられただけで順位をキープし、最低速度違反を犯したドライバーでポイントを失ったのはデ・ラ・ロサのみという実効性の低いペナルティとなった。レース後20秒加算ならともかく5秒加算なんて記憶にないし。

*1:バトン、バリチェロ、ヒュルケンベルグ、デ・ラ・ロサ、ペトロフ、スーティル、リウッツィ、クビサ、ブエミ

2010-06-27-SunF1をよく観ている人なら誰もが覚えているはず

ヨーロッパGPにおけるザウバーと小林可夢偉のタイヤ戦略について

 CS解説の今宮、川井、森脇各氏共に、なぜファイナルラップまでプライムを引っ張らなかったのか、とザウバーの戦略に疑問を抱き、ピットアウト間際にブエミとアロンソに前を行かれるのを見てやっぱり、と批判し落胆した。テレビで観ている私も同様だった。しかし可夢偉は良い意味でこちらの期待を裏切り、アロンソとブエミを見事にオーバーテイクして*1実力で7位フィニッシュを遂げた。

 レース後に想起されたのが2007年のカナダGP。スーパーアグリの佐藤琢磨が、レース終盤でRSとアロンソをオーバーテイク。スーパーアグリとザウバーのチーム状況、他チームとのタイヤ戦略との違いなど、似ている点が多い。単なるF1ファンの私が覚えているくらいだから、関係者なら当然知っている事実だろう。それでも、可夢偉のオーバーテイクまではザウバーのスタッフを除く誰もが失念していた。

 コース上に留まって着実にリードを広げ、ファイナルラップでタイヤ交換義務を果たす作戦の方が確実であり、今のF1では常道だろう。しかしザウバーは敢えてそれを選ばず、果敢に攻める道を選んだ。結果として順位は同じでも、アピール度は全然違う*2。(SC導入という要素があるにせよ)下位常連チームにとって、あらゆる意味で手本とすべきレースをザウバーは行った。タイヤが持つサーキットで今後流行るだろうか?

ここまで書いて思ったこと

 1990年フランスGPのレイトンハウス、2000年代の速さのないマクラーレンなんかがこの手の作戦で上位入賞を果たすなど、さして目新しい戦略でもないのに、今まで実行するチームがいなかったことが疑問。まあ上位とそれほどタイム差のない中堅チームにとってはリスクが高すぎて、新興チームには遂行するだけの能力がない、といったところか。

*1:正直なところ、私は「ポジションキープでいいからそんなに攻め過ぎないで」とヒヤヒヤしながら観ていた

*2:財政的に苦しいザウバーとしては、スポンサー獲得に繋げたいという思惑もあるのかもしれない

impreza1212impreza12122010/06/29 18:53ペーター・ザウバーも若いドライバーの資質を見抜く名人ですよね。可夢偉もそうだと思いたいです。
あと、その期待に応えた可夢偉も見事でした。

skobaskoba2010/07/01 18:01専門家や我々視聴者が「面白いレースが観たい」と言いながらも、大半のチーム関係者同様に悪い意味で保守的になっていたんだな、と痛感させられたシーンでした>可夢偉のオーバーテイク
ペーターさんのようなオーナーが他に何人もいれば可夢偉のシートも安泰なのですが。


人気blogランキング